神社祈祷(結婚式)
当社の主祭神は太古の昔から縁結びの神様として崇められてきました。
サービス内容
【上之雷電神社の神前結婚式】 上之雷電神社の摂社にお祀りする大雷大神は稲妻の御力を司る神として古くより信仰されてきました。「稲妻」という言葉は古来より“稲の妻”と記され、いのちを育む稲に寄り添いその成長を助ける光として尊ばれてきました。この“稲の妻”のたとえは、夫婦が互いを支え合い、ともに実りをもたらす結びつきの象徴でもあります。 実際に雷は霊的象徴であるだけでなく、自然の営みの中で結びの働きを担う存在として知られています。雷光が雨雲の中で大気中の窒素を変化させ、作物の糧となる恵みを雨に含ませて地上へもたらすことは広く知られています。もし雷がなければ雨に窒素が含まれることはなく、そしてその特別な雨こそが作物を育てると伝えられています。雷が天と地、雲と雨、そして命の循環を結び合わせる働きを担うという事実は、まさしく大雷大神の御神徳の現れとしての結びの力と響き合っています。 当社の神前結婚式は、この大雷大神の御神徳にならい、ふたりが出会い、結び、共に歩むご縁に稲妻のような明るさと強さが宿るよう祈りを捧げる儀式です。清らかな社殿に巫女の舞と雅楽の調べが満ちる中、大雷大神の御前で誓いを立てることで、夫婦の絆に神の光が注がれ、未来へ続く道を照らすと伝えられています。 大雷大神の結びの御力をいただき、実りある人生を共に築く第一歩をお祝いする。それが上之雷電神社独自の神前結婚式でございます。 【式次第】 ◆ 上之雷電神社 神前結婚式 ― 式次第 一、参進(さんしん) 巫女の先導により、新郎新婦と両家親族が雅楽の調べの中、社殿へ進む。 二、入場・着座 神職の案内で新郎新婦が正面に着座し、両家親族が左右に並ぶ。 三、修祓(しゅばつ) 斎主が祓詞を奏し、参列者一同の心身を清める。 四、斎主一拝 斎主が神前に拝礼し、婚儀の開式を告げる。 五、祝詞奏上(のりとそうじょう) 大雷大神へ結婚の奉告と、両家の安泰・夫婦の幸せを祈る祝詞を奏す。 六、三献の儀(三三九度) 新郎新婦が三つの杯を交互にいただき、夫婦の契りを結ぶ。 七、誓詞奏上(せいしそうじょう) 新郎新婦が神前に進み、夫婦としての誓いを読み上げる。 八、指輪交換 互いの手に指輪を納め、結びの証とする。 九、玉串拝礼(たまぐしはいれい) 新郎新婦が玉串を奉り拝礼する。続いて両家代表者がこれに倣う。 十、親族盃の儀(しんぞくはいのぎ) 両家親族が御神酒をいただき、新たな縁を結ぶことを祝う。 十一、斎主一拝・退下 斎主が結びの拝礼を行い、婚儀の結びとする。 続いて新郎新婦・両家親族が退下する。
連絡先
上之村神社, 日本、埼玉県熊谷市上之16


